仮想通貨の歴史的暴落に共通する5つのパターン|初心者でも見抜けるサインとは?

仮想通貨って値動き激しいって聞くけど、なんでそんなに上下するの?

暴落ってよく言われるけど、どんなことがあったのか知りたい!

と思っている方へ。この記事では仮想通貨の暴落の歴史を初心者にもわかりやすくまとめています。

聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
仮想通貨は何度も「バブル」と「暴落」を繰り返してきたんです。

そのたびに多くの人が一攫千金を狙い、大損してきました。
でも逆に言えば、歴史を知ることで、これから投資するうえでのリスクや注意点も見えてきます。
それでは、さっそく見ていきましょう!

※最初に仮想通貨の予備知識が入ります!すぐに歴史的暴落共通パターンが知りたい方は👇へジャンプ

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仮想通貨ってそもそも何?

仮想通貨の基本(ビットコイン・イーサリアムなど)

仮想通貨は、インターネット上でやり取りできる「デジタルなお金」です。
実際のコインや紙幣は存在せず、すべてデジタルで管理されています。

代表的な仮想通貨には、 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) などがあります。
これらは国や銀行が発行しているわけではなくブロックチェーン技術という仕組みによって運営されています。
ブロックチェーンは、世界中の参加者が取引記録を監視・共有するしくみで、改ざんされにくく、透明性が高いとされています。

👇こちらはブロックチェーン技術の仕組みから、仮想通貨の価値までわかりやすく説明している動画です。

なぜ仮想通貨の値段は大きく動くの?

① 市場規模がまだ小さい
仮想通貨市場は、株式市場や為替市場と比べて全体の取引量がまだまだ少ないです。
そのため、大口投資家が一度に大量の買い・売りをするだけで価格が大きく動きやすいんです。

② 24時間365日、世界中で取引されている
株式市場は平日の昼間など「開場時間」が決まっていますが、仮想通貨は土日・深夜もずっと動いている市場
世界中のニュースやSNSの影響をすぐに反映するので、昼夜問わず一気に上がったり下がったりしやすいです。

③ 規制やニュースに超敏感
仮想通貨は政府や金融機関からの規制や発言にめちゃくちゃ敏感です。
「○○国で仮想通貨禁止」→ 暴落
「大手企業がビットコイン導入」→ 急騰
といった具合に、「期待」と「不安」の揺れが価格に直結します

④ 価値の裏付けがまだ弱い
株には「会社の売上・利益」など明確な裏付けがありますが、仮想通貨はプロジェクトの将来性や技術、コミュニティの期待など「目に見えにくい価値」で判断されています
だからこそ、心理的な要素で動きやすい=ボラティリティ(価格変動)が大きいんです。

⑤ 投資してる人の多くが短期目的(投機)
株式投資では企業の業績や長期成長を見て買う人が多いですが、仮想通貨では「短期間で儲けたい」という投機的な人も多め
そのため、価格が動き始めると一気に売買が加速する傾向があります。

初心者が増えると短期的になりがち!
だからこそ、過去にどんな暴落があったのかを知ることはとても大事なんです。

仮想通貨の歴史*最初の大事件:2011年 Mt.Gox事件

ビットコイン初期に起きた衝撃のハッキング 当時ビットコインの取引量の約7割を占めていた日本の取引所「Mt.Gox(マウントゴックス)」が、ハッキングにより約85万BTCが消失するという大事件が起きました。
これは当時のビットコイン時価総額の大部分を占めていたため、市場に大きな衝撃を与えました。

初の大暴落と「自己責任」の意識

ビットコインは一時約30ドルまで上がっていたのが、数ドル台まで暴落。
この事件以降、「仮想通貨は自己管理が必須」という意識が強まりました。

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2013年:中国の規制とバブル崩壊

中国での取引禁止がトリガーに

2013年には、中国の政府が銀行や金融機関に対して仮想通貨の取引を禁止する通達を出しました。
この発表で市場はパニックとなり、ビットコイン価格は約1,200ドルから一気に数百ドルに下落

国の規制が与える影響の大きさ

この事件からも分かるように、仮想通貨は各国の政策や規制の影響を非常に受けやすい
という特徴があります。

2017〜2018年:ICOバブルと暗号資産の冬

ICOとは?一言で言うと「仮想通貨のクラファン」

2017年頃、プロジェクトが独自のトークンを発行して資金を集める
「ICO(イニシャル・コイン・オファリング)」が流行。

一攫千金を狙った個人投資家が殺到し、
アルトコイン(ビットコイン以外の通貨)が爆発的に値上がりしました

バブル崩壊と90%以上の下落

しかし、多くのICOプロジェクトが詐欺や失敗に終わり、トークンの価格はピークから90%以上暴落
これにより「暗号資産の冬(Crypto Winter)」と呼ばれる長期低迷期が始まりました

2022年:テラショック(LUNA/UST崩壊)

ステーブルコインUSTの崩壊が連鎖を生む

2022年には、「UST」というステーブルコイン(=ドルと同じ価値を保つ仮想通貨)が崩壊しました。
それに連動していたLUNAという通貨も暴落し、わずか数日で価値がほぼゼロに

信用を失った市場、連鎖する暴落

この事件をきっかけにDeFi(分散型金融)市場全体が不安定になり、
仮想通貨全体の時価総額も大幅に減少しました

FTX破綻:信頼されていた取引所の倒産

サム・バンクマン=フリード率いるFTXの崩壊

同じく2022年、世界で2番目に大きな仮想通貨取引所「FTX」が突如として経営破綻
ユーザー資金を関連企業に流用していたことが発覚し、大きな騒動になりました。

業界全体の信頼が崩れる

この事件により、セルシウスやThree Arrows Capitalなど他の仮想通貨関連企業も連鎖的に破綻し、
投資家の信頼は大きく揺らぎました。

仮想通貨の歴史は、期待と過信が高まりすぎたときに起きる“信頼の崩壊”の繰り返しですね

歴史的暴落に共通する5つのパターン

① バブルのような“過熱感”のあとに暴落がくる

暴落の直前には、ほぼ毎回以下のような「バブル状態」が見られます。

・「仮想通貨が熱い!」とメディアやSNSで話題になる
・初心者や有名人が次々と参入 「今なら儲かる」「遅れたら損」と煽られる雰囲気
・一部のコインが何十倍にも急騰する


こうした状況になると、市場はすでに過熱していて、ちょっとした不安材料で一気に崩れる準備が整っている状態なんです。

② ハッキング・破綻・規制…外からのショックで一気に崩れる

仮想通貨の暴落は、多くの場合**“きっかけとなる外的要因”**があります。

たとえば、
Mt.GoxやFTXなど大手取引所の破綻 テラ(LUNA/UST)のようなプロジェクト崩壊
中国や米国による仮想通貨規制の発表 ハッキング事件で資産が大量流出


こうしたニュースは、一瞬でSNSやメディアに広まり、
投資家の不安が爆発 → パニック売り → 暴落という流れになります。

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③ 信用の崩壊が連鎖する「ドミノ倒し現象」

仮想通貨の世界では、「信用」で成り立っている部分がとても大きいです。
1つの事件で信頼が崩れると、関連する他のプロジェクトや企業にも影響が及び、次のような連鎖が起きます。

LUNA崩壊 → DeFi全体への不信感 FTX倒産 → 他の取引所からも資金が流出 →投資家全体が「もう怖い」と思い売却に走る

このように、1つのショックが市場全体に波及しやすいのが仮想通貨の特徴です。

④ レバレッジ取引が巻き込まれて下落が加速する

多くの人が「レバレッジ(てこの原理)」を使って、実際の資金以上の額を投資しています。
暴落が始まると、そのポジションが強制的に決済される「ロスカット」が次々に発動し、
それがさらなる売り圧力になって暴落を加速させます

これがいわゆる「レバレッジ連鎖」

大きな下落の裏には、こうしたシステム的な売りが絡んでいることも多いんです。

⑤ 仕組みの不透明さ・理解不足

仮想通貨はまだ新しい分野なので、中身の仕組みが完全に理解されないまま投資されていることがよくあります。

ステーブルコインの裏付けが実は弱かった
・トークン設計が崩れやすい構造だった
・企業の財務状況がブラックボックスだった


こういった「わかってるようで、実はわかってなかった」構造が、崩れ始めると止まらないんです。

暴落から学ぶ5つの教訓

仮想通貨の暴落は何度も繰り返されてきましたが、そこから学べることも多いです。

①利益の裏にはリスクがある
仮想通貨は大きな利益を狙える分、大きな損失リスクも伴います。

②ひとつの通貨やサービスに依存しない
分散投資の大切さを痛感します。

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③話題だけで飛びつかない
SNSで話題のコインに流されないよう注意。

④情報リテラシーを高める
信頼できる情報源からの情報収集が必要です。

⑤長期目線で考える
短期的な価格に一喜一憂せず、冷静な判断を。

これから仮想通貨に向き合うには?

仮想通貨には可能性もある一方で、暴落のリスクも常につきまといます。
これから仮想通貨を始めたい初心者の方は、以下の点を意識しましょう。

🌟まずは少額から始める
🌟公式情報や金融庁の動向をチェックする
🌟無理なレバレッジ(借金)には手を出さない
🌟資産管理は自分の責任で


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まとめ

仮想通貨の歴史は、まさに「バブルと暴落の繰り返し」でした。
「過去を知らないと、同じミスを繰り返す」
仮想通貨もそれは同じです。
歴史を知ることで、次のチャンスを“恐れず、焦らず”掴めるようになりますよ。

💡この記事で使った用語がわからなかった方へ
後日、用語集「仮想通貨の始まり編」もまとめていく予定です。
もし気になるテーマがあればコメントやメッセージで教えてくださいね!

あとがき
仮想通貨をはじめてみたいと思っていて、まだ「取引所の比較記事」を読まれていない方は一度目を通していただくと、どんな取引所があるかや特徴がイメージできると思うのでおすすめです!また、初心者の方向けの「コインチェック」は友達紹介キャンペーン中です!下のリンクから口座開設でBTCがプレゼントされます!

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この記事を書いた人

資産運用について書いています。参考になると嬉しいです。

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