「ビットコインって今後も上がるの?」「もう遅いんじゃないの…?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
また、「仮想通貨に興味はあるけど、今から投資しても大丈夫なのかな?」と迷っている方もいるかもしれません。
ビットコイン(BTC)は、これまでにも何度も価格を大きく上げ下げしながら、注目を集めてきた資産です。
特に2024年の“半減期”以降は、再び強気相場に入ったという見方も増えています。
最近ではETFの承認や、機関投資家の参入といったプラス材料も重なり、将来性への期待が高まっています。
この記事では、これからビットコインに投資してみたいと考えている方に向けて、
・ビットコイン価格の最近の動向と背景
・今後の価格上昇が期待される理由
・注意すべきリスクと筆者の見解
といったポイントを、初心者にも分かりやすく解説していきます。

今から始めても間に合うの?
と感じている方も、この記事を読むことでBTCの将来性についての理解が深まり、
自分に合った投資判断のヒントが得られるはずです。
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ビットコイン(BTC)の価格動向と将来性
最近のBTC価格の動き(2024〜2025年の状況)
ビットコイン(BTC)は、2024年4月の半減期を経て再び注目を集めています。
半減期とは、マイニング報酬が半分になるイベントで、供給量の減少により価格上昇が期待されるタイミングです。
2024年後半から2025年にかけて、ETF(上場投資信託)の承認や大手金融機関の参入もあり、価格は一時的に6万ドルを超える場面も見られました。
しかし、その後は利確売りやマクロ経済の不透明感から一時調整局面に入りました。
それでも長期的なトレンドとしては、依然として堅調な動きを見せています。
特に個人投資家だけでなく、機関投資家の資金流入が続いている点も、過去の相場と比較して大きな変化といえるでしょう。
今後の価格上昇が期待される理由
半減期による供給の減少
ビットコインは「金(ゴールド)」のように希少性が価値を支える資産です。その希少性を高める重要な仕組みのひとつが「半減期(Halving)」です。おおよそ4年に一度、マイニング報酬が半分になる仕組みのことで、供給量の増加を抑える役割を果たしています。
半減期によって供給スピードが減速する
ビットコインは最大発行枚数が2,100万BTCに制限されており、既に**約93%以上(2025年時点)**が発行済みです。
半減期が訪れるたびに、新しく発行されるビットコインの量(ブロック報酬)が半分になります。
これまでの半減期と報酬の変化
半減期 | 年 | ブロック報酬 | 状況 |
---|---|---|---|
第1回 | 2012年 | 50 → 25 BTC | 初の希少性強化 |
第2回 | 2016年 | 25 → 12.5 BTC | 価格安定後に上昇 |
第3回 | 2020年 | 12.5 → 6.25 BTC | 強気相場の起点に |
第4回 | 2024年4月 | 6.25 → 3.125 BTC | 現在のフェーズ |
今後の半減期ごとに供給スピードはさらに減少し、理論的には希少価値が高まることになります。
価格への影響:供給が減れば価格は上がる?
経済学の基本的な原則である「需要と供給のバランス」に照らせば、供給が減る(=新しいビットコインの流通量が減少する)ことで、同じかそれ以上の需要があれば、価格は上昇しやすくなると考えられます。
過去の半減期後の値動き(例)
- 2012年の半減期後:数ドル → 約1,000ドル(翌年)
- 2016年の半減期後:約650ドル → 約2万ドル(翌年末に最高値)
- 2020年の半減期後:約9,000ドル → 約6.5万ドル(2021年最高値)
もちろん、これらは「半減期だけが要因」ではなく、マクロ経済や市場環境も関わっていますが、供給減が長期的な価格上昇の“土台”となっていることは否定できません。
ETF承認と機関投資家の参入
2024年に米国証券取引委員会(SEC)が複数の**ビットコイン現物ETF(スポットETF)**を承認したことで、市場に大きな転機が訪れました。これまで慎重だった機関投資家による資金流入が、明確なデータとして表れています。
公的年金基金の参入
**ウィスコンシン州職員退職制度(State of Wisconsin Investment Board)**は、2024年第1四半期の開示資料にて、以下のような投資を明らかにしました:
- BlackRockの「iShares Bitcoin Trust(IBIT)」に 約9,900万ドル
- Grayscaleの「Grayscale Bitcoin Trust(GBTC)」に 約6,300万ドル
👉 出典:Reuters(2024年5月15日)
さらにミシガン州退職制度(State of Michigan Retirement System)も、ARK 21Shares Bitcoin ETF(ARKB)に約660万ドルを投資したことが確認されています。
👉 出典:Reuters(2024年7月26日)
※上記の水色線は、それぞれアメリカで取引されているビットコイン現物ETF(上場投資信託)です。
ヘッジファンド・ソブリンファンドの動向
2024年末(第4四半期)の開示資料によると、さらに多くの機関がポジションを拡大または新規参入しています。
- Tudor Investment Corp.:IBITを約800万株保有(時価約4.27億ドル)
- Mubadala Investment Co.(アブダビ政府系ファンド):IBITを約820万株保有(時価約4.37億ドル)
- Hunting Hill Capital(ヘッジファンド):複数ETFを通じて約1.31億ドルのポジションを保有
👉 出典:Reuters(2025年2月15日)
これらの事例からも、ビットコインが機関投資家にとって「リスク資産」ではなく、「長期保有の分散投資先」として認識されつつあることがうかがえます。
これまで仮想通貨市場をけん引していた個人投資家に加え、今後は企業・年金・政府系ファンドといった資金力の大きいプレイヤーが価格形成に大きな影響を及ぼすと見られています。
インフレヘッジ資産としての注目
世界的なインフレ懸念が続く中、ビットコインは「デジタルゴールド」として再評価されています。これは、以下のような特性が金(ゴールド)と共通しているためです。
- 最大発行枚数が2,100万枚と決まっており、供給が制限されている(希少性が高い)
- 政府や中央銀行に依存せず、非中央集権的に管理されている
- 金と同じく「価値の保存手段(ストア・オブ・バリュー)」としての性質がある
- 採掘(マイニング)によって新規発行される仕組みが金の採掘と似ている
- 国際的に24時間365日取引でき、通貨や国境に縛られない
- 実物の金よりも分割・保管・送金が容易で、利便性が高い
こうした理由から、特に経済不安や通貨の信頼性が揺らぐ場面において、ビットコインは資産の「逃避先」として注目されているのです。
機関・予測者上昇幅シミュレーションとまとめ
多くのアナリストは「年末までにBTCは15〜70%程度上昇する」というケースを示唆しており、中には「最大で2倍以上(200,000ドル超)」という強気予測も見られます。ただし、これはあくまでも予測であり、過度な期待よりもリスク管理と情報精査が重要です。
観測機関/予測者 | 年末予想価格(USD) | 現状比(約117,000ドル時) | 解説 |
---|---|---|---|
Citi(もっとも現実的な予測) | 約135,000 | → 約15%上昇 | アメリカの大手金融グループ。プロ投資家向けリサーチで有名。ETF資金流入を加味した中長期分析を発表。 |
Citi(最高に好条件が揃ったときの予測) | 約199,000 | → 約70%上昇 | 同上 |
Finder(平均) | 約145,167 | → 約24%上昇 | オーストラリア発の比較メディア。仮想通貨専門家による定期アンケートを集計。価格予測の傾向を公開。 |
VanEck/Fundstrat系 | 180,000‑250,000 | → 約54‑113%上昇 | 米国の老舗投資運用会社。ビットコイン現物ETFも運営しており、強気の価格レポートを公表。 |
Global X ETF | 約200,000 | → 約70%上昇 | テーマ型ETFで有名な運用会社。暗号資産ETFも手がけ、希少性と機関投資の影響を重視。 |
Scaramucci(SkyBridge)氏 | 約200,000 | → 約70%上昇 | 投資家・元ホワイトハウス幹部。仮想通貨支持派で、政治情勢によっては大幅上昇と発言。 |
Galaxy Digital(Thorn氏) | 150,000‑185,000 | → 約28‑58%上昇 | 暗号資産に特化した米金融企業のアナリスト。半減期とマクロ経済を軸に強気予測。 |
出典元リンク一覧
- https://www.coindesk.com/markets/2025/07/25/bitcoin-to-hit-usd135k-by-year-end-in-base-case-forecast-usd199k-in-bullish-scenario-citi
- https://www.finder.com/cryptocurrency/cryptocurrency-predictions
- https://www.vaneck.com/us/en/blogs/digital-assets/matthew-sigel-vanecks-10-crypto-predictions-for-2025
- https://www.investors.com/news/bitcoin-price-2025-bull-market-cryptocurrency-225000-crypto-prices-bitcoin-miners
- https://www.investopedia.com/what-to-expect-from-bitcoin-and-crypto-markets-in-2025-8750171
- https://www.investopedia.com/where-analysts-think-bitcoin-is-headed-in-2025-8762665
- https://www.theaustralian.com.au/business/markets/bitcoin-could-surge-to-us250000-in-2025-under-favourable-policies-from-donald-trump/news-story/04a309b32c4dacc8755a8f87042d2f59
- https://beincrypto.com/bitcoin-prediction-2025-vaneck-forecasts-180k-peak
- https://es-us.finanzas.yahoo.com/noticias/bitcoin-burbuja-previsiones-2025-144056175.html
- https://www.wftv.com/news/bitcoin-price-prediction-2025-2030-2035-july-2025-report/XOXRAKGNPNPQPGJXRR3RUBZA6Y
逆に下落のリスク要因とは?
いくら将来性があるとはいえ、ビットコインも「値下がりの可能性」がゼロではありません。とくに以下のような要素は、価格の急落につながるリスク要因として注意しておくべきです。
政策・規制リスク
仮想通貨はグローバルに取引される一方で、各国の政策や法規制に大きく左右されます。また、市場に不安が広がると、ビットコイン価格の下落につながることがあります。
例えば2021年、中国が仮想通貨の採掘(マイニング)と取引を全面禁止。これにより、多くのマイナーが国外に脱出し、一時的にビットコインのネットワークに混乱が起きました。
規制強化の発表・実施
米国やEUでも、AML(マネーロンダリング対策)や税制に関する規制強化が進んでおり、個人投資家にとって不安材料になる場合もあります。
ETFや関連制度の取り消し・延期
現物ETFの承認は好材料でしたが、もしも「税制面での不利益」や「監督官庁からの取り下げ」が起きた場合、市場のセンチメントが一気に悪化する恐れがあります。
地域単位の使用制限
主要経済圏で仮想通貨の決済や送金が制限されれば、実需(利用価値)が損なわれることで価格に影響します。
技術的問題・セキュリティ
ビットコインはブロックチェーンという強固な仕組みの上に成り立っていますが、「技術的なトラブル」や「セキュリティ上の事件」が起きた場合、価格下落のきっかけになることがあります。
ハッキング事件やウォレットの流出
2014年の「Mt.Gox事件」では約85万BTCが消失し、当時の価格が半額以下に暴落しました。取引所やDeFi(分散型金融)に対するサイバー攻撃が起きれば、「資産が安全に守られていない」という不信感が広がります。
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ネットワーク障害・分岐(フォーク)問題
ノードのエラーやアップデートの失敗によって、ブロック生成が一時的に停止する可能性もゼロではありません。
特に**分岐(ハードフォーク)**が起きた場合、「今後どちらが主流になるのか」といった混乱が市場に広がり、投資家の不安を招くことがあります。
マイナーの撤退によるネットワーク不安
ビットコインはマイナー(採掘者)がいなければ成り立ちません。採算が合わなくなるほどの電力コストや報酬減少が起きると、マイナーの撤退が進み、ネットワークのセキュリティ低下につながる恐れも。
筆者の見解:BTCは今後も上昇する可能性が高い
短期的には調整やボラティリティの高さに注意が必要ですが、中長期的な視点では依然としてビットコインの将来性は高いと考えています。
半減期サイクルに加え、金融業界の信頼性向上、そして世界経済の不確実性といった複合的な要因が、ビットコインの価格を押し上げる材料となるでしょう。
ただし、あくまでも投資は自己責任です。
リスクとリターンのバランスを理解し、余剰資金の範囲内での運用をおすすめします。
ビットコイン投資のヒントまとめ
「ビットコインはまだ上がるのか?」という疑問に対して、
・ビットコイン価格の最近の動向と背景
・今後の価格上昇が期待される理由
・注意すべきリスクと筆者の見解
を、さまざまな視点から分析してきました。
ビットコインは今後も価格の波にさらされることは避けられません。
しかし、その波をチャンスに変えられるかどうかは「正しい情報と冷静な判断力」にかかっています。
未来の資産形成を見据えて、焦らず・無理せず・少しずつ。
自分に合ったスタイルで、ビットコインと向き合ってみてはいかがでしょうか。
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